「おい、なんで帰るんだよ」 「え、だってお姉さんが迎えに…」 そうなれば自然にわたしは帰ることになるはずなんですが…… 「お前も乗るんだよ」 当然だ、と言わんばかりにわたしにそう言う水野くん 「そ、そんなのわるいよ!」 「さっきお前のともだちに頼まれた」 りっちゃんのことか…、たしかに頼んでたけど… 「わたしは大丈夫だよ」 そういってまた歩き出そうとすると、今度は手首を掴まれる。