「用がないなら、戻ってくれる?わたしたち忙しいんだよね」 みかちゃんに、きつく言われてひるんでしまいそうになる だけど、負けないもん…。大和くんが応援してくれてる。 「わっ、わたしは水野くんに…っ!」 水野くんに、用事があるの。 「またにしてくれる?」 どうして、なにもいわないのよ水野くん…。みかちゃんに言ってるんじゃないのに 水野くんは、わたしのことをちらっとだけ見るとまた、ノートに目を戻す。 すこしくらい気にしてくれてもいいじゃないか、なんなんだよ…。