「あいりさん。何乗ります?」



「絶叫系!って言いたいけど蓮くん無理だもんねw」



「いや、俺乗れます!」



「ふーん。そう?じゃ乗ろっか((ニヤ」


え、なんかあいりさんが怖い



「.......はい」



あーあ、返事しちゃったよ.......
いいところ見せたいって思っても絶叫系は乗れないんだもん!



「蓮くん。乗れないのに嘘ついちゃダメでしょー」



あ、やだ。なんかやだ。子どもっぽいって思われた



「嘘ついてません!」



「蓮くん。知ってた?蓮くんって嘘つく時首触るんだよ?」



「え。知らなかったです」



「ま、嘘ついてるのはわかってるんだから」


なんか、見透かされてるような気がして嫌だな。かっこつけれないじゃん。



「大和達、なにしてるかな?」



「そんなに大和が気になりますか?」

あー、子どもっぽいな

「え?」



「そんなに大和が好きですか?」



「は?何言ってんの?」



「俺、知ってるんです。あいりさんが大和の事好きなの」



「.....そっか。けど内緒にしててよ?もしかしたら上手くいくかもなんだから」



「ひなと大和がですか?」



「そう。」



「あいりさんは嫌じゃないんですか?」



「本当のことを言えば嫌だよ?けどね、大和の幸せが1番なの!」



「そう、ですか」



1歳違うだけで凄い違うな。
あいりさんがすっごい大人に見える。
昔からしっかりしてるもんなー



「はい!この話は終わり!蓮くん、お化け屋敷行く?」



「はい!」