それにしても
「なんで今までいってくれなかったの…」
思い返せば帰り道、あたしが可愛いのにとか呟いた時勘違いされていると気付いたはずだ。
「いやあ、隠す必要もなかったけど、
あの時まさか本当に気付いてないとは思わなくて
それで面白いから言わないで置いたんです。
そしたら本当に今の今まで気づかないんですもん」
なるほど、つまり彼女…
いや彼はあたしの反応を見て楽しんでたわけですか。
でもそんなににこにこされると憎めない
「ところで気になったんだけど
あたしが女だっていうのはいつから知ってたの?」
「え?」
物心ついた時からあたしが女だと分かった人はいなかった。
「亜理紗から聞いて?」
「まあ、確かに柴田さんから言われましたけど…」
やっぱりそうなのか。
まあ分かる人なんてそうそう…
「でも、僕は初めて会った時から気づいてますよ?」
ん?今なんて…
「覚えてますか?
入学式の日僕と翔太君が間違えて2組に入って
教室を出るときにあなたと目が合った事」
あたしはこくりと頷いた。
忘れるわけもない。
だってあたしはその時から君と話してみたいと思っていたんだもの。
「なんで今までいってくれなかったの…」
思い返せば帰り道、あたしが可愛いのにとか呟いた時勘違いされていると気付いたはずだ。
「いやあ、隠す必要もなかったけど、
あの時まさか本当に気付いてないとは思わなくて
それで面白いから言わないで置いたんです。
そしたら本当に今の今まで気づかないんですもん」
なるほど、つまり彼女…
いや彼はあたしの反応を見て楽しんでたわけですか。
でもそんなににこにこされると憎めない
「ところで気になったんだけど
あたしが女だっていうのはいつから知ってたの?」
「え?」
物心ついた時からあたしが女だと分かった人はいなかった。
「亜理紗から聞いて?」
「まあ、確かに柴田さんから言われましたけど…」
やっぱりそうなのか。
まあ分かる人なんてそうそう…
「でも、僕は初めて会った時から気づいてますよ?」
ん?今なんて…
「覚えてますか?
入学式の日僕と翔太君が間違えて2組に入って
教室を出るときにあなたと目が合った事」
あたしはこくりと頷いた。
忘れるわけもない。
だってあたしはその時から君と話してみたいと思っていたんだもの。


