君は振り向かない




真由ちゃんの、横顔を見つめる。



「カッコ悪いね、俺」



「は?具合悪いのにカッコいいとかないから!」



真由ちゃん、本当さっきから俺苦しい。



君の不器用な優しさが伝わってきてますます苦しい。



ガラッ




保健室についた。



「先生ー?!あれ、先生いない」



真由ちゃんは俺をベッドまで連れていき、



「先生来るまで寝てなさい!!私は教室帰るから」



と、言った。



「あ、ありがとう」



「別に」



真由ちゃんはそう言って教室を出ていった。