廊下に出た瞬間、もっと気持ち悪くなって思わずしゃがみこんだ。 やべっ、歩けねぇ。 空回りばっかだ。 真由ちゃんに、嫌われるし、具合悪くなるし。 「何してるの?」 このハスキーな声は、、、 見上げると、真由ちゃんが立っていた。 初めて真由ちゃんから話しかけられた嬉しさと、具合悪くてしゃがみこんでるカッコ悪い姿を見られたことの恥ずかしさで揺れていた。 俺、すげーださい。