次の日、俺がぐったりと机でうなだれていると哲夫と三咲ちゃんカップルが心配してきた。 「頼斗具合でもわりーの?」 「顔色悪いよね?大丈夫?保健室いく?」 優しいカップルだな。 確かに、朝から気分悪いし、体もだるい。 「いやー。真由ちゃんに昨日大嫌いって言われたからかな?」 「頼斗くん、だから真由はやめときなって!」 三咲ちゃんが相変わらず止めてくる。 「真由ちゃんに会いにいってこよーっと」 立つと、余計クラクラしたがそんなの関係ない。