えっ…?
「ずっと好きだった。
電車で席を譲ってるの見て
ああいい子だなって。
同じ班で嬉しかった。」
「私はでも…」
「好きな人いるんでしょ?
見てたら分かるよ。
でもそんなの
俺は全部包んであげる。
悲しいときも俺がそばにいる。」
白河くん…
「ごめん…
こういうのどうしたらいいか…」
「あ…俺の方こそ…
ゆっくり考えて。
あと、無理しないように!!」
そう言っていつもみたいに
ニコッと笑った白河くん。
「あ…ありがとうっ!」
私の言葉に保健室を出ようとした白河くんが
前を向いたまま手を振った。
ポタッ―
なんでだろう。
無性に苦しい。
「うっ…うっ…」
私はベッドで隠れて泣いた。

