君に出逢ったのは ちょうど一年前の夏。 「…大丈夫?」 名前も知らない君に 恋をした。 でも今思うと、 この恋はとっくに始まってたんだ。 ねえ、 いつ思い出したの? いつだろうな。 君にまだ伝えてないことがあったんだ。 ずっとずっと大好きでした。 忘れないよ、 ずっと。 ――――――――――――― 一瀬 紫音 × 如月 櫻子 8/20～10/18 ――――――――――――― 読者数 300越え! ありがとうございますっ♪

ねえ知ってた? 私たちが出会えたのって きせきなんだよ。 あの日見た景色も あの日嗅いだ匂いも あの日繋いだ手も ぜんぶぜんぶ忘れないよ。 ふたりだから起こせたきせきを ずっと忘れないよ。 たとえふたりが離れてしまっても。 ………………………

「好きだよ。」 ありきたりなこの言葉さえも 私は上手に伝えられないかった。 そんな不器用な私を あなたはいつも守ってくれたね。 離れてたって好きだよ。 この思いが届くように 私は歌う。 あなたに出逢えてよかった。 ……………………………… ねえねえ。 「離れたらお互い変わっちゃうのかな?」 あなたはきっとこう言うでしょう。 「何も変わりませんよ。」 …私があなたを想うように あなたも私を想っているなら これをきっと 愛と呼ぶんだ。 あなたのくせも あなたの声も あなたの笑顔も …あのときくれた言葉も。 ずっとずっと忘れないから。 離れてしまっても 変わってしまっても ずっと私を照らし続けてくれるものがある。 ねえねえ。 「離れてもさ、」 私はちゃんと伝えられるかな? 「大好きだよ｡」