君が大好きでした。






「そりゃどうも。」


私も笑った。

…やば、何か口調おやじっぽかった!



「如月さんって意外と普通だね!」



「何ですかそれ?」



「いや、もっと高嶺な感じするから。」




高嶺…?

そんなお姉ちゃんじゃあるまいし。




「賢人くんたち手伝って~!」



「あ、やべ!!」



行こう、と手を引かれた。



…白河くんモテるんだろうな。



なんかボディタッチ爽やかだし

顔もちゃっかりイケメンだし



…でもやっぱりあいつの方がカッコいい。


いつの間にか比べちゃう。