電車での思い出が甦る。 「…あんなやつ!」 「櫻子…(笑)」 嫌いなんだからあんなやつ!! 「…そういえば香は好きな人いないの?」 私は香に聞いた。 「えっ?私は…」 「あっいるんだあ~!」 私はニヤニヤと香を見つめた。