君が大好きでした。





「え…?」



「ごめん覚えてない。」




「あ…そうですか…。」




私は恥ずかしくてたまらなかった。


自分だけ盛り上がって

ばかみたい。




よく見るとその人は

私と同じネクタイ。

私の高校はネクタイの色が学年ごと違うんだけど

私は青のチェックで

あの人も青のチェックだった。