君が大好きでした。






「紫音、遅い!」



私は笑ってこっちに向かってくる紫音に

駆け寄る。


そのとき…


「きゃ…っ。」


足首捻挫してたのも忘れて小走りしたから

固定された足首が動きにくくて

小石につまづいた。




「…っと。」



ドキドキ…

え?どういう状況??

なんかいい臭いするし…



私いま…
紫音の胸の中にいる…?