君が大好きでした。










茶色っぽい髪は走ったからかふわふわしてて


大丈夫?って言ったときの


声は少し怒ってて…


それなのに顔は優しくて…




「あ…えっと…」



ぽろっ


私はなぜだか泣いていた。







なんだかこの人を見てると


胸が熱くなって苦しくなる。


さっきまであんなに怖かったのに

今はただ安心感しかなくて…