「紫音くん??」 「うん。」 「え…!どこにいたの??」 「たまたま同じ学校だった。」 お姉ちゃんにも反対されるのかな。 「ふーん。 楽しんできなね、青春!」 お姉ちゃんは私の肩をポンポンした。 「…止めないの?」 「はあ? 私が止める意味なんかないでしょ。(笑)」 お姉ちゃんは呆れたように笑った。 …良かった。と思うと同時に お母さんに止められた理由がわからなかった。