君が大好きでした。






「ここ、病院。」



「ありがとう。」




紫音は何も言わず着いてきてくれた。


これも友達としてだから。




「如月さんどうぞ~。」




ガラッ―


「おお!紫音くんじゃないか!」

「ご無沙汰してます。」



知り合い?



「お父さんの友達。」


あ、そうか。
紫音のお父さん病院の先生だったんだ。



「なに?彼女??」



「違いますよ。ただの幼なじみです。」




分かってたけど
なんか嫌だな。

せめて“ただの”はやめてほしかった。