あのあとなんてソウに返したか、もう覚えていない。 ぼんやりしたまま別れを告げて、ベッドに横になっていた。 あの日___本能寺の変の日、私は上様に先に逝かれてしまった。 その亡骸を守るようにして、私も追いかけたんだから。 つまり、私は2度も上様を無くさなくてはならない。 「……そんなのってある…? 」 呟いても、誰も返してはくれない。 蘭丸だって、せっかく仲良くなれたのに。 お別れなんて、嫌だよ…。 どうしたらいい……?