「それじゃあ私は会議があるので失礼するよ。轟さん、よろしく」 そう言うと快調は颯爽と理事長室を出て行った。 「女子寮に案内いたします。ついて来はってくださいな」 轟さんはそう言って、扉の外から手招きをする。 私も慌てて理事長室を出て、荷物をまとめる。 そして肩に乗るように、千煌に合図をする。 どうやら千煌は分かってくれたようで、数秒後には左肩に重さがかかった。 わたしが荷物を持ったことを確認した轟さんはゆったりとした調子で歩き始めた。