「お、それでよくね? 」

「うん、そうだね」

「あと2人どうする? 」



唖然としているソウを置いて、みんなは話を進めていく。



「はいはい! 蒼空がやるならわたしもやる! 」

そう言って手をあげたのはもちろん楓香。


「じゃあ俺も〜」


中学から一緒の、野球少年の市原 司(いちはら つかさ)も手をあげている。



司とソウは結構仲良くて、私たち4人はいわゆるいつメン。


「じゃあこれでけってーい! 」



勝手に私が宣言して応援団員決めは唐突に終了した。