「にゃあ」 今日の式神は猫だ。 「良くできたわっ! 式神はあなたの意思で形を変えられるから、とても便利なの! 」 私が出した猫ちゃんは甘えるように、私の足にすりよってきた。 「ソウは? 」 「翔真はさっき、狼を出していたわ。とはいっても、あの子の力じゃ子供の狼がやっとだけど」 「ふーん」 腕時計でさっと時間を確認したおばさんは私に微笑んだ。 「さ、時間よ。2人のところにいきましょ! 」