男子にジロジロ、女子にギロギロ見つめられ、かなり居心地の悪い空気の中尋ねた。


すると京極君の右マユがピクリと上がる。


『クジ引きで選ばれたからに決まってるだろう?何を言ってんだ?』


『にゅあ……っ!』


ズァーーンと重たいオーラと共に睨まれ、冷や汗が全身から噴き出してしまった。


その後春日君が京極君を宥めすかし、こう赤髪短髪に言われたのだ。


『月見里、お前には早速明日からEspoirに来て貰うから』


『あ、明日っ!?』


『ああ。だから授業が終わったら荷造りしてな?洋服とか必要最低限の物だけでいいから』