「ったく、オレらしくねぇーーー…」
“バイバイ”と荷物を持って笑顔でオレ達に手を振る茅景の姿が頭に浮かんで、開いた教科書やノートが乗った机に額を打ち付けた。
アイツが本選んでた間、ずっと勉強してたんだが――――…どうもやる気が起きない。
こんな事知識寮の寮長になってから……いや、皇高校に入ってから初めてだった。
「何なんだよ……あの女は」
両目を閉じて微動だにしないでいると、今までずっとオレが生涯で持てるのか謎だった気持ちが見えてくる。
ゆっくりと体を起こすと、外からノック音がした。
「錦、オレだけど」
“バイバイ”と荷物を持って笑顔でオレ達に手を振る茅景の姿が頭に浮かんで、開いた教科書やノートが乗った机に額を打ち付けた。
アイツが本選んでた間、ずっと勉強してたんだが――――…どうもやる気が起きない。
こんな事知識寮の寮長になってから……いや、皇高校に入ってから初めてだった。
「何なんだよ……あの女は」
両目を閉じて微動だにしないでいると、今までずっとオレが生涯で持てるのか謎だった気持ちが見えてくる。
ゆっくりと体を起こすと、外からノック音がした。
「錦、オレだけど」



