「フゥ、なんか今日アッチィな。後で自販機でジュース買お」
まだ6月なのに照りつける日光の被害を多少でも和らげ様と、弛めていたネクタイを更に引っ張ると、音符形のチャームがシャラ…と揺れた。
音楽科の授業を受ける為、スタスタと廊下を歩いているオレ。
目的の教室を目指していると、3年生のカップルが仲良さそうにオレの横をすれ違う。
「我が友2人にも、春が到来してますよっと………」
互いに笑顔の2人を目で追っていると、1番仲良しの親友3人の内の2人の顔が頭を過った。
2人とは、体操寮男子寮寮長・洸大と絵画寮男子寮寮長・朔。
まだ6月なのに照りつける日光の被害を多少でも和らげ様と、弛めていたネクタイを更に引っ張ると、音符形のチャームがシャラ…と揺れた。
音楽科の授業を受ける為、スタスタと廊下を歩いているオレ。
目的の教室を目指していると、3年生のカップルが仲良さそうにオレの横をすれ違う。
「我が友2人にも、春が到来してますよっと………」
互いに笑顔の2人を目で追っていると、1番仲良しの親友3人の内の2人の顔が頭を過った。
2人とは、体操寮男子寮寮長・洸大と絵画寮男子寮寮長・朔。