その苦笑すら美人だなんて、本当我が親友はズルイ。


「私はカワイくありません!私がカワイく見えるなら、ミハル眼科行った方がいいよ」


「アンタはぁ……謙遜と見せかけて、結構ヒドイ事言うわね」


「う~~~…Espoir着いたら、また勉強しなきゃなぁ……」


帰りのHRを受ける為、教室に向かっている私達。


目線をミハルに固定していると、ドンッ!という衝撃が右肩に走った。


「!?痛っ……」


なっ、何!?


パッと右を振り向くと、ミハルと同じ位の身長の女の子が。


リボンに付いてるチャームは、音符のチャーム。