【注意・ラストにお知らせ追加!】お遊びなんかじゃいられない

しかし……そんな不満は郡司君がバイオリンを弾き出した瞬間、瞬く間に吹っ飛んでしまった。


弓と弦が触れ合う度に奏でられる、繊細な音色。


高くなったかと思いきや低い音階も心地好く耳を刺激して、本当にプロのバイオリニストの演奏を聴いている様だった。


~~♪~~~♪


「ス…ゴイ……」


こ、この演奏……本当に10代の男子高校生が弾いてるものなの!?


幾ら郡司君が音楽科の生徒だからって、まだ“少年”に位置づけられる彼がここまでの才能を持っているだなんて………


「――――…さてと。どうだった?茅景。オレのバイオリン」