【注意・ラストにお知らせ追加!】お遊びなんかじゃいられない

宥める様に“大丈夫”と伝えても、春日君に対する阿久津君の態度はそっけない。


どうしようか悩んでいると、春日君は「チェーー」とか言いながら自室に消えて行った。


後でケーキ、何ケーキがいいか聞きに行こう……私が作れる範囲のものだったらいいけど。


「月見里、オレの洗濯物コレか?」


「そう。コレが京極君ので、コレが阿久津君のね。春日君は確かさっき自分で持って行っていたから、大丈夫かな」


十数分後、食器洗いも終わってアイロンがけした洗濯物をTresorに配る。


なんかこうしてると、主婦にでもなった気分だ。