私の声は、扉が開く音と重なってしまった。
入ってきたのは美術部の先輩たち。
本郷くんを見つけると、猫なで声で話しかける。
「あっ本郷くぅーん。
え、またその絵かいてるのぉ??」
「本当だあ。
また青空に男の子と女の子の絵?
どうしてそればっかりかいているの?」
入ってきたのは美術部の先輩たち。
本郷くんを見つけると、猫なで声で話しかける。
「あっ本郷くぅーん。
え、またその絵かいてるのぉ??」
「本当だあ。
また青空に男の子と女の子の絵?
どうしてそればっかりかいているの?」

