月を探す光


"制裁" その言葉を言った時の洸の表情は、とても冷たく威圧感があった。


…そう言えば洸って暴走族の総長だっけ?

全然忘れてたけど。


まぁ、こう言うのは何も言わずに任せておいた方がいいに決まってる。


洸と話してると女顏と翔が寄って来た。


「那月ちゃん…ごめん。」


「お前の事守ってやれなかった…すまねぇ。」


本当に申し訳なさそうに頭を下げて謝る二人。


「別にいいよ。
守るもなにも、そんな約束してないし。
二人が責任を感じる必要ないから。
頭上げて?」



「「…………」」


「はぁ…洸」


それでも頭を上げない二人。


「頭上げろ。
那月の言う事無視してんじゃねぇよ。」


…確かに洸に任せたけど、怒りポイント可笑しくないか?洸さん。