月を探す光


「階段から落ちて意識失ったんだ。
身体は?痛くないか?」


「……ちょっと痛いかも」


特に背中ら辺。


「全身打撲してるらしい。
軽いものだったから良かった。」


「そうなんだ…」


「今日は念の為に入院しとけ。
明日の昼に退院しよう。」


「ん………」



ベッドで寝ている私は洸の方に腕を伸ばす。


するとしゃがんで私の手に頭をフィットさせてくれた洸。


「心配かけてごめんね?」


洸の頭をよしよしと撫でながら謝る。


「お前が無事ならそれだけでいい。
お前を落とした奴の制裁は任せとけ。」


「ん……」