そして次の日、那月に付いたあだ名が




迷子ガール



ちなみに次の日から那月は毎日親に学校まで送って貰っていた。



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「ざっとこんな感じかな。」



説明を終えると、面白がって笑っている洸と恥ずかしそうに洸の肩に顔を埋めている那月。


「「ギャハハハハ」」


「ひっひー…那月ちゃん最高だね!」


「お前…面白えな!」


大爆笑の理人と翔。



「もういいじゃん!
洸もいつまで笑ってるの!」


「だって那月…あれは傑作だぜ…くくく…」


今の説明を聞いて、分かっただろうか。


中学時代の那月と洸は、今よりもちゃんと感情が表情に出ていた。


今は…全然感情を表に出さなくなっている二人。


原因はやっぱりあれだ。


離れていた空白の3年。


早く、空白が埋まれば良いと思う。