月を探す光


「那月ー!那月!どこだ!」


「那月!どこに居るの!?」


通学路をひたすら探している。


他の先生達も散らばって探している。


探し始めて1時間。


那月は見つからない。


そこで先生達は探す人数を増やした。


…まさかの校長と教頭以外の先生を授業を中止させて那月探しに行かせた。


突然授業は自習になって、放送でも那月が行方不明な事を伝たらしい。



まさかの学校問題。


見つからなかったら警察に連絡する事も視野に入れていたらしい。


「那月…那月…!」


何処に行ったんだよ、那月。


すると洸が、通学路じゃない別の道を探し始めた。


…と言うか、隣の市に向かい始めた。


「洸!そっちは通学路じゃ…」


「那月がこっちにいる気がする」