遅刻したにも関わらず、ボツボツと生徒が登校して居るのは何故だろうか。


不良校だからって事で良いか。

いちいち考えるの面倒くさいし。


取り敢えず職員室だ。


校舎に入って職員室を探そうとするけど、面倒くさくてすぐに挫折。


ウロウロ歩き回って探すより、ここの生徒に聞く方が早い。



「ねぇ。」


テキトーに登校してた金髪の男を捕まえる。


「あ?なんだよ。」


少々機嫌が宜しくないが知ったこっちゃない。


「職員室まで案内して。」


「はぁ?階段で二階上がったら目の前にある。」


親切に教えてくれたから良しとしよう。


「ありがと。」


お礼を金髪に言って階段を上がる。