午後12時半

下っ端が買って持って来てくれた昼飯を食べる。

そっからまた雑談したりゲームしたりで過ごす。


午後3時

学校を出て倉庫に向かう。


午後3時半

倉庫に着いてまた雑談したりゲームしたりで過ごす。


……のは俺たち3人であって、那月と洸は


「……寝てくる」


「二人ともおやすみー」


倉庫の洸の自室でもある総長室で寝る。


二人とも不眠症で、夜眠れない。

睡眠薬を飲んでも眠れない洸は重症で。
那月も薬を飲んで無理矢理寝ている。

だけど何故か、本当に何故か知らないけど
洸は那月が、那月は洸が、一緒にベッドに入ると一瞬で眠れる。


本人達も分からないらしい。


俺が思うに、それは二人の愛のパワーだと思う。


…世の中、あり得ないミラクルが起こったりするからね。


あり得なくはないでしょ?


午後7時

総長室から起きてきた二人。

那月が家に帰る為洸は送りに行く。