月を探す光






「那月、俺と結婚して下さい。」



いつかの引退式と同じように、私に跪いて四角いケースを前に出した洸。



「〜〜っはい!」



視界が涙で上手く見えない。



「やっと手に入った」



私をお姫様抱っこしてグルグル回る洸。



「もう逃してやらねぇからな。」



「うんっ!」




洸に抱き着いて泣きまくる私。



「ヒュー!おめでとー!」

「那月、洸、おめでとー!」

「幸せになれよ!」

「那月幸せになってね!」



周りからたくさんの言葉を貰い、さらに涙が溢れてくる。



「ありがとう!みんな」