月を探す光



騒いでる女子に耳を傾けてみると



「きゃーー!」

「ヤバイ!洸様だ!」

「慶様もいる!」

「どうしよ!ヤバイ!」



…………。



確か洸は予定があるから卒業式には来ないって言ってたのに。



目の前に居るのは確かに洸と慶だ。



「那月」



「洸……来れたの?」



「あぁ。卒業おめでとう。」



「ありがとう。」



私達を囲むようにして見物している野次馬。



「やっと卒業してくれた。」



「そうだね」