月を探す光


そして日曜日。


「那月が家を出た。行くぞ!」



「「「エッサー!」」」



駅に向かう那月の後ろを尾行する俺たち。


駅に着くと、キョロキョロと辺りを見回す那月。



誰かを見つけたのか、そこに走っていく。



那月と合流したのは、なんとなんとイケメン。



「イケメンじゃねぇか」


「いや、性格がどうかわからねぇぞ。」


「そうだな。」



電車に乗って、地元から少し離れた所にある大型のショッピングモールに着いた。



手を繋いで二人だけの世界を作っている那月とイケメン彼氏。



「ちくしょう……」



悔しい事に、イケメンは中身までイケメンだった。