これは那月と洸が付き合い始めてすぐの話。


伝説の暴走族、黒龍でのある日。



遥人side



「さて、これから緊急会議を始める。」



「なんだよ急に。」


夜中2時


何故か急に隼人に集められた俺たち幹部以上。



「今日、那月から男の匂いがした。」



「「「あ"ぁ!?」」」



思わず立ち上がってしまった。


幹部のアスカとナオトも同じだ。



「どういう事だよ隼人!」



「那月に男なんてまだ早ぇ!」



「ふざけんな!」



那月に男だぁ?


中1のくせに生意気な。


ここに居る隼人を含めた4人、那月の事を溺愛している。