「ん……」


「那月はよ」


「………はよ、こー」


朝目が覚めると洸のドアップ。


こんな生活ももう慣れた。


朝起きて二人分のご飯を作る。



「今日はデートだからな。」


「ん!」


そうなのだ。


今日は洸と再会して初めてのデートをする日。


楽しみで仕方ない。


「ふふっ」


「テンション高いな、那月。
そんなに楽しみか?」


「うん!」


特に表情が変わった訳じゃないけど、ちゃんと見分けてくれる洸。