月を探す光


頭をポンポンしてくれる洸。


「んじゃ解決な。」


「うん……」


あっさり過ぎるような気もするけど……


「じゃあ今度は私が質問する番ね」



「あぁ。」


「どうして月光って名前にしたの?」


「あぁそれか。」



私の方を見て優しく微笑んだ洸。


私を背後から抱きしめながら話を始めてくれた。


「月光を作るきっかけをくれたのは、お前の兄さん……那龍なんだよ。」



「お兄ちゃんが?」


「あぁ。那月が突然居なくなって俺は荒れてた。
毎日繁華街に出て意味のない喧嘩をして。
そんな時、那龍に会ったんだ。」


「うん」