月を探す光


そして時は過ぎ、進級して私が2年、洸と慶が3年になった。


相変わらず私と洸はラブラブで、喧嘩した事なんてもちろんない。


慶も見慣れたのか何にも言わなくなっていた。


春、卒業シーズン。


「洸と一緒じゃなくなるのヤダ!」


「仕方ねぇだろ。これだけは。」


洸が卒業するのが寂しくて、駄々を捏ねる毎日。


そんな私を優しく受け止めてくれる洸。


「やだもん……ぐすっ」


泣く私を抱き締めてあやす洸。


「一年。一年だけ我慢しろ。
俺達と同じ学校に来い。」


「行く……絶対行く。」


洸と慶が行くのは近所の不良高校。


慶はもっと上に行けるはずなんだけど、洸と同じ学校を選んだ。