ガチャ
そんな事をしてると、扉の開く音が聞こえた。
振り返って見てみると
「洸………」
洸とお友達?らしき人が来た。
よく見れば、放送かけた女顏の奴も今来た奴も昨日いた人だ。
慶も居るし。
「那月」
「………」
なんて嬉しそうな微笑みを向けて、手を広げて歩いてくる洸。
「い、いの……?」
「那月以外許さない。」
つまりオッケーという事らしい。
「おいで。」
「っ〜〜!」
ヤバイ。泣きそう……
私は洸の元まで走って、そのまま抱き着いた。
すると抱きしめ返してくれる洸。
昨日と反応が違うって?
身体が勝手に動いたんだから仕方ない。
「捕まえた。」
こうしてたったの15分で鬼ごっこ終了。


