そんな事を話してる洸達の隙に、私は洸の背中に隠れる。
自分のテリトリーに他人が入ってくるのは嫌いだ。
変化が嫌い。
人見知り発動だ。
「んで?その子は?」
「那月出て来い。」
「うー……」
やだやだ
屋上に私と洸以外の人間なんて要らない!
洸だけ居ればそれで良い。
「那月?隠れてちゃ顔が見れないだろ。」
「だって……」
「あとで甘やかしてやるから。」
「ほんと?」
「あぁ。今だけ頑張れ。」
「ん……」
変化が嫌いなんて、洸には言ってない。
でも、洸だから私の考えてる事が全部わかる。
私のしたい事を言わなくても分かってくれる。


