月を探す光


付き合うようになってから、洸はとにかく甘い。



不意打ちでキスをたくさんしてくるし、

私を脚の間に収めて動かないし、

寝るときも最初から抱き締めてくるし


なにより洸の表情が分かりやすくなった。


「こーうー」


「ん?」


「好き」


「俺は愛してる」


私と洸が会えるのはこの屋上だけ。


基本他学年とは学校で会っちゃいけないから会わないし、洸と付き合ってる事は秘密なのだ。


クラスの女子が話してる事を盗み聞きしてたら、なんと洸は学校の人気者らしい。


まぁ、イケメンだから女子が騒ぐのも無理ないけど……


ちょっと嫉妬するよね。


だって洸は私のだもん。