月を探す光


「ん……」


起きると決まって、何故か洸に抱き締められている。


どういった経緯でなるのかは未だに謎。


多分、洸の無意識なんだと思う。


「ん……那月?」


「ぉはよ洸……」


「はよ……」


だって洸も毎回不思議そうな顔して起きるし。


「ちょっとは眠れたか?」


「寝れた!洸は?」


「あぁ。那月と一緒だと眠れる。」


「私も」


「不思議だな。」


「不思議だね。」


「俺思ったんだけどさ」


「ん?」