月を探す光


「んぅ……」


ゴクリ


口の中に侵入して来る生温かい水を飲むと、生き返る声。


「はぁ……はぁ……」


「エッロ」


入りきらなくて口の端に溢れた水を親指で拭う洸。


そっちの方がエロいと思う。


「ほら、起きれるか?」


あ……そうだった。


「洸のばかぁ!」


「……何が?」


「洸の所為で立てない!腰痛い!バカ!」


「腰?……あぁ。」


洸に手元にあったクッションを投げて八つ当たりする。


途端にニヤニヤし出した洸。……むかつくぅ。


「昨日は激しかったもんなぁ?」


「うぅ……」


昨日所じゃない。


私の腰が痛い原因は全て洸の所為で。


こいつ、あの拉致られた日から三日三晩ずーっと学校を休んでまで私の事を抱き潰したのだ。


ゴムの箱が何箱消費されたことか……


よって、私の腰は悲鳴をあげている。


「洸のバカー!」