月を探す光


「っ……ぃやぁ……」


「もっと鳴いてよお姫様」


助けて……助けてよ洸


「こ、ぅ……」


パシン


「あいつの名前呼ばないでよ」


また、頬を叩かれた。


痛いし、気持ち悪いし、もうヤダ。


どんどん下に移動してくる気持ち悪い舌。


ブラを取られて胸が露わになる。


「綺麗な胸だねー。愛されてる証拠?ギャハハ」


洸が付けた私の胸に咲くキスマークをとんとんと指で叩いた金髪。


「ぃや……」


組み敷かれて両腕を抑えられて動けない。


その時、


ガシャン!


「ーーーー!」



下の方からシャッターの壊れる音と共に誰かの声が聞こえた。