月を探す光


夜になると下に居るカラフルヤンキーの2人が何処かで買って来たご飯を幹部室に持ってくる。


「いつもありがとうね。」


「大丈夫ッス!」


「全然気にしないで下さい!」


元気なヤンキーは一礼して幹部室を出て行く。


今日は中華らしい。


テーブルの上に色んなご飯が並べられていて。


どれも美味しそうだ。


毎回何処からお金が出てるのか聞いたら、どうやら洸かららしい。


太っ腹な事で。



「「「「「いただきます」」」」」


それぞれ自分の食べたいのを好きな分だけ取って、色々な種類のおかずを楽しむ。


食べている時は学校の話だったり、世間話だったり、色々な事を喋ってる。