月を探す光


「倉庫行くか」


「ん。」


洸は当然着替えがないから昨日と同じ服。


「服、取り帰る?」


「倉庫帰りに一回家寄るか。」


「んー。」


私もTシャツに短パンとラフな格好に着替えて、軽くメイクをして支度完了。


「出来たよ」


「じゃあ行くか。」


「ん。」


事前に車を呼んでいたらしく、マンションを降りるといつもの車が停まっていた。


洸は私の膝に頭を乗せて…俗に言う膝枕で倉庫まで行く。


暇だから洸の髪の毛を弄ったりしてる。


「着いたよ」


「ありがとございます」


「あぁ。」


倉庫に着いて中に入ると、色鉛筆カラーのカラフルヤンキー達からの挨拶される。


「「「「こんにちわ!総長、那月さん!」」」」