月を探す光


「このまま」


「やりにくいんだけど……」


「頑張れ。」


「はぁ……」


二人きりになると、甘えん坊?になる洸。


普段の姿からは想像出来ない。


こんな場面、慶達が見たらきっと驚くよね。


だって、表情も雰囲気も変わってるし。


諦めて私はやりにくい体制で作ることにした。


「出来たよ」


「ん。良い匂い」


そう言って私の肩に顔を埋めた洸。


髪の毛が当たってくすぐったい。



「ほらご飯運ぶよ」


「もうちょっと」


「ご飯抜きにするよ?」


「運ぶ」


「よろしい」


意外にも洸は単純だったり……


あとはサラダを盛り付けて完成。


ダイニングにご飯を運んで


「「いただきます」」


久しぶりの一人じゃない夕食。