月を探す光


ソファに洸を座らして、ドライヤーで洸の髪の毛を乾かす。


「洸の髪の毛サラサラだね」


「そうか?」


「うん」


「俺は那月の髪が一番好きだけどな。」


「へへっ。ありがとう」


この時間が一番好きだ。


「乾いたよ」


「さんきゅ」


「今日はオムライスだよ。
今作ってるからちょっと待ってて。」


「あぁ。手伝う。」


「ん?大丈夫。あとは卵だけだから。」


「そうか。」


ちゃっちゃと作っちゃお。


って言ったのは良いけど……


「洸、それじゃ作れない。」


フライパンを握ったら背後から抱きついてきた洸。


身動き取れない。